中原謙 監督「PERFECT UNIT」(音楽)

監督・脚本・編集:中原謙

CAST:新山貴浩 平野真也 安江明日香 加藤美咲 吉川和典 佐藤直己 小林 力

音楽:あんべともかず

製作:平山工務店

2008.9.7 BLUE TONEで上映


音楽製作関連blog:https://anbeman-corner.at.webry.info/theme/c0e94bc61e.html


中原謙監督・・・

24才から映像の勉強を始め、自主映画団体に参加後、2008年2本目の短編映画「PERFECT UNIT」を制作。


SONG LIST

1:戦慄の足音

ファーストカットのストーカーシーン!?での曲です。「ホラー!?」「怖い映画?」と思わせながら、でも本当はその様な映画ではないので、ギリギリのラインで煽るという事を意識して作ったピアノ曲でした。映像のタイミングとリンクさせながらピアノを弾いて作りました。


2:欲望のピンクネオン

オカマが突然出てくるバカバカしさを音にしたらこんな感じなんでしょうか?最初は「スパンコールモンスター」という曲を書いたけど、その曲は、どっちかというとホラー寄りだったのでボツになりました。よって、より吹っ切れたコントチックな曲になりました。監督からは、加藤茶の「タブー」のような感じでという注文を言われました。


3:ふきだまり喫茶

いろいろな人が集うありふれた喫茶店。そんな"ありふれた"を音で表現したらこんな感じでした。淡々とリズムが流れ、ちょっと気怠いリコーダーの音色がさりげなく鳴ってます。


4:ある午後のバランス

晴れの日の、のほほーんとした雰囲気が音になりました。でも、何か起こりそうな。予感がする曲になりました。音が行ききらないバランスで鳴っています。ハッキリしないオルガンのモチっとした表情がいいです。


(ENDING THEME)

5:LOVE LETTER

Lyric:HIME'69/Music:TOMOKAZU ANBE

Arrangement:TOMOKAZU ANBE

Vocal:HIME'69

エンディングは当初、担当するはずではなかったんですが、監督が以前作ったこの曲を気に入ってくれて、陽の目を見ることになりました。今回新たに、マスタリングをし直しての仕上がりです。でも僕的には懐かしい。


【bonus】

6:スパンコールモンスター

オカマが出てくるシーンで最初に提示した曲だったけど、あえなくボツ。オープニングのホラーテイストを引きずった曲だから、駄目でした。


7:ひーろーの決意

ラスト前のストーカー退治!?のシーンで掛けてほしかったんだけどなぁ・・・。テンパニーを使ったちょっとクサイ作りだったからなぁのか?!(監督のみぞ知る。)音楽一つで、方向をつけてしまうので、微妙なバランスが難しいと改めて思った曲でもあります。

0コメント

  • 1000 / 1000